いよいよ、不妊治療をスタートさせる日がやってきました。

2017年4月8日の土曜日に、もちお&だんごの夫婦2人で、扇町ARTレディースクリニックへ初診に行きました。

不妊治療のクリニックは、どこも混んでいるので、初診の予約は2~3週間先しか取れないことが多いみたいです。

私たちも、最初に電話で問い合わせたときは、2週間先くらいまで初診予約が取れない状況だったのですが、ちょうどキャンセルで空きが出たとのことで、わりと早く受診することができました。

誤解のないように書いておくと、2~3週間先まで予約が取れないことが多いのは、「初診」の予約のことです。初めての診察ですね。初診は、時間をかけて先生とお話したり、検査をする時間が必要なので、どうしても、再診よりも予約が取りにくくなってしまいます。

初診が済んでしまえば、次回の再診予約を取るのに、こんなに待たないといけないわけじゃないですよ~!
それじゃあ、通うのが大変ですもんね。

予約は10時半からだったので、クリニックには、それより少し早めの到着しました。
受付で、あらかじめ記入してきた問診票を提出します。

病院にかかると、初診の日に、受付してから問診票を記入するのですが、不妊治療のクリニックは、どこもだいたい、HPから問診票をダウンロードすることがでるようになっています。

扇町ARTレディースクリニックでは、不妊問診票、婦人科問診票、連絡先記入票の3種類を記入して提出しないといけませんでした。

初めての月経の年齢や、最近の月経、今までの病歴や手術歴など、記入する項目が多く、思い出して記入するのには時間がかかると思うので、可能な方は、記入して持って行くことをおすすめします。

そして、もう1つ提出したのが、精液検査に出すための、精液です。これは、もちお(だんなさん)が、この日の朝に採取して持ってきました。採取の方法や、注意点などは、別の記事で詳しく書きますね。

そして、受付で紙を渡され、前回の月経の開始日と、前々回の月経の開始日、体の不調などがあれば、そこに書き込みます。
それを記入して、待ち合いのソファーで座って待ちました。

土曜日のためか、いつもそうなのかは分かりませんが、待合は混んでいました。私たちと同じように、夫婦で来ている人もいましたし、もちろん、女性が1人で待っている人もいました。

しばらく待っていると、まず、私が1人で呼ばれ、身長・体重・血圧を測定しました。

そして、この日、生理予定日を4日過ぎていて、まだ生理がきていなかったため、妊娠判定を行うために尿検査をしました。
私の生理は、だいたい周期がきちんとしていて、1~2日くらいは早くなることはあるのですが、4日も遅れたことがなかったので、実は、もしかしたら妊娠してたりして・・・という気持ちがなかったわけではありません。

これで、もし、妊娠判定が出たら、なんで受診したんだ~!ってなるけど、でも、そうだったらいいのにな、と思っていました。

そして、問診まで、しばらく待ちます。待合には、妊活に関する雑誌や、不妊治療の本、また、オレンジページや他の雑誌もたくさん置いてあるので、それを読みながら待っていました。

クリニックの入口には、ウォーターサーバーがあるので、お水は自由に飲めます。
それから、コーヒーや紅茶、カフェオレなどは1杯50円で飲めます。コーヒーの横にはお菓子が置いてあって、それは、コーヒーなどを買った人が食べられるようになっていました。

以前、セミナーに参加したときは、ご自由にどうぞ~、と言われて、コーヒーとお菓子をいただきましたよ♪

そして、いよいよ、院長先生の問診です!
穏やかな、男性の先生です。
提出した問診票と、持って行った基礎体温表を見ながら、お話しました。

基礎体温表は、携帯アプリの画面を見せてもらっても構わないと、看護師さんには言われていましたが、見やすいように、紙に打ち出して持って行きました。
2016年11月から、基礎体温を付けていたので、5ヶ月分くらいありました。

私の基礎体温は、高温期と低温期はだいたい分かれているけど、高温期にガタガタしたグラフになっているため、排卵障害の疑いがあるかもしれない、と先生は言われました。
これについては、今後、検査していかないと分からないとのことでした。

今は、生理が4日遅れていて、基礎体温が高いままなので、来週後半になっても基礎体温が高かったら、妊娠検査をすることになりました。

ただ、今回、低温期が長く(いつもはだいたい低温期が14日くらい続いた後に、きちんと14日くらい高温期があった後、生理がきます)、低温期が18~19日くらい続いた後に高温期がきていたので、そのせいで生理が遅れているかもしれないとも言われました。

低温期が14日以上続いたことが初めてだったので、そのときは、このまま上がらなかったら問題なんじゃないかと不安になっていましたが、こういうことはよくあるので、気にしなくてもいいとのことでした。
生理がきたら、生理開始から1週間~10日で受診するようにとのことでした。

私はこの初診の段階では38歳でしたが、その2週間後には39歳の誕生日を控えていました。
私たちは、42歳になるまでには妊娠したいと思っていること、40歳までに体外受精を開始したいという希望を伝えました。
また、できるだけ自然な形の方法を取りたいが、高齢であることは分かっているので、その上でしっかりステップアップをしていきたいと思っていることも伝えました。

先生も、やはり私が高齢なので、検査をしながら、ステップアップを考えていく、まずはタイミングから始めましょうとのことでした。

それから、超音波と内診をしてもらいました。
子宮筋腫が2つあって、1つは子宮の外に16mm、もう1つは子宮横の壁に17mmでした。
壁にある筋腫は、子宮内膜に接していないので、特に妊娠には影響がないため、今のところは放っておいていいと言われ、ホッとしました。

卵巣の大きさは、左右とも小さくないし、問題なし。右の卵巣が少し腫れているようなので、前回はこちらから排卵したのだろうと言われました。
内診で、特に問題がなくて、とりあえずはホットしました。
まだ、検査はこれからなんですけどね。

その後、個室で看護師さんが、基本検査の流れや、その目的と費用などを説明してくれました。そして、それらが書かれた資料をもらいました。
診察で聞けなかったこと、分からなかったこと、聞きたいことありますか?と聞いてくれたので、時間が限られている先生の診察のフォローをされているんだな、と思って安心しました。

そして、もちお(だんなさん)は血液検査をしました。これは、感染症があるかと、風疹と麻疹の抗体があるかを検査するためです。
もちおの検査は、これで終わり。私は、これから1ヶ月~1ヶ月半ほどかけて、検査をしていきます。

診察が終わって、お会計です。
だんごの保険適用分と、自費分、おもちの保険適用分と自費分で、領収証は計4枚でした。

だんごの保険適用分は、初診料・膣洗浄・尿検査・超音波で、2,660円。
自費分は、妊娠判定薬・妊娠前指導料・予約料、そして、ここから、3月31日にかかった、受診前相談料2,000円を引いてもらって、7,740円でした。

もちおの保険適用分は、初診料・精液一般検査で、1,160円。
自費分は、採血と感染症検査と精液検査のための費用で、32,120円。

合計で、43,680円でした。高い・・・。
もちおの検査、特に精液検査は、通常は初診ではなくて、しばらく検査を進めていく中で行っているそうです。
今回は、私たちの希望で、初診のときにやってもらいました。

だって、やらないといけない検査だと思ってるし、もちおはなかなか受診できないので、来れるときにやっておかないと!と思ったのです。
だから、通常であれば、初診のときは1万円くらいだと思いますよ。

ひとつ気になったのは、扇町ARTレディースクリニックは、予約料がかかるんです。
クリニック側の思いとしては、受診直前のキャンセルなどを防ぐことが目的のようです。

再診予約で300円かかるので、これは正直、嫌だなぁ・・・と思いました。
でも、自費の診療って、やっぱりどこかで、普通の保険診療とは違った費用が出てくるんじゃないかなぁ、とも思いました。

不妊治療の初めての診察が終わりました。
もちおは待ち時間が長かったので、疲れたと思います。でも、2人で一緒に先生の話を聞きたかったし、初診は緊張するので、一緒に来てくれて心強かったです。

これからは、もちおの検査結果に異常がなければ、通うのは私だけになりますが、2人できちんと話し合って、すすめていきます!