2回目に受診した4月17日の翌日に、もちお(だんなさん)の採血結果が郵送で届きました。
採血は、4月8日の初診のときに行ったものです。
感染症(B型肝炎・C型肝炎・梅毒・HIV)の検査と、精液培養結果(クラミジア・淋菌)の検査結果です。
結果は両方、異常なし!
よかった~。
そして、風疹抗体と麻疹抗体が認められたため、ワクチンの接種は不要となりました。
これで、もちおの検査は終了です。
結果が出るのに、1週間以上かかってしまうので、とてもドキドキしただろうな・・・と思います。
今回は、少し精液検査の内容について書いておこうと思います。
不妊治療を受ける病院を探しているときに、各項目の費用はHPなどで見ていました。
「精液検査」って、クリニックによっては、数百円(安いところだと、300円台)のところがありませんか?
高いところはボッタクリなのか?
とか、思ったりしませんでしたか?(笑)
費用が安いのは、精子の数や運動率などの基本的な検査項目であれば、保険適用となるためです。その場合は、300円~1,000円くらいで受けられます。
精液検査の結果は、「生殖が可能な基準値としての下限をクリアしているか」を調べることになります。
精液所見の平均値(正常値)というのは、分かっていません。
だって、普通に妊娠した場合、検査を受けませんからね・・・。
2010年にWHOが精液検査における正常値として、発表しているのはコチラの値です。
◎精液量 → 1.5ml以上
◎pH → 7.2以上
◎精子濃度 → 1ml中に1500万個以上
◎精子量 → 3900万個以上
◎精子運動率 → 40%以上
◎精子正常携帯率→ 4%以上
扇町ARTレディースクリニックも、保険適用の精液検査は310円です。
でも、こちらのクリニックでは、これに加えて、クルーガー検査という、精子の形態を詳しく調べる検査を受けます。
精液をスライドガラスに薄く引き伸ばし、乾燥させた後に染色し、光学顕微鏡下で1000倍という高倍率で精子を観察するそうです。
精子の頭部(あたま)、中片部(くび)、尾部(しっぽ)の形や大きさを200精子観察し、正常な形の精子がどれだけあるか(精子正常形態率)を調べます。
これを人の目で、ひとつずつ確認していくと聞きました!
気の遠くなるような作業ですね・・・。
形の悪い精子が多いと、受精がうまくいかないことがあるそうです。
WHOの水準では、4.0%以上が正常範囲であるとされています。
他のクリニックから扇町ARTレディースクリニックに転院してきた人が、以前のクリニックでは保険適用の精液検査だけ行って、結果が悪くて落ち込んでいたそうなんですが、転院してから、クルーガー検査をして、問題ないことが分かったそうです。
このクルーガー検査+データ分析料で、11,890円かかってますけどね。
高いですね。
こちらのクリニックでは、他にも詳しい検査が受けられます。
「ハロースパームテスト」という、精子DNA断片化検査というものです。
これは、希望すれば受けられます。
この「ハロースパームテスト」についての詳細は、
「不妊原因の約半分は男性にある!男性の不妊症検査、精液検査にはどんなものがあるの?」に詳しく書いていますので、よかったらそちらも見てみてくださいね☆
さ~て、もちおの検査は終了したのですが、私はまだ、検査を受け始めた段階なので、結果が出るまでは毎回ドキドキしますね。
何も異常がないことを祈ります!