妊活中、健康維持や妊娠力を上げるために、睡眠を十分にとったほうがよい!と、よく聞きます。

妊活中でなくても、睡眠は体の健康のために大切です。

熟睡できると、朝起きたときの目覚めがよくて、心身の疲れが取れていて気持ちいいですよね(^O^)

 

でも、それだけではなくて、睡眠が、卵子や精子の質に影響するんです!

睡眠とはどんな状態で、どういう効果があるのでしょうか?

そして、それが妊活どのような影響があるのでしょうか?

 

眠っているときは、どんな状態?


睡眠には、浅い眠りのレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠があり、この2つがバランスよくリズミカルに繰り返されると、短時間でも熟睡したと感じられます。

レム睡眠は、体が眠っている状態で、身体的な疲労を回復させます。

それに対して、ノンレム睡眠は、脳が眠ることで、脳の疲れをほぐします。

眠りにつくと、30分ほどで、ノンレム睡眠の深いところまで達し、その後は徐々に眠りが浅くなり、やがてレム睡眠に移行します。

この繰り返しが、1晩に約90分周期で4~5回繰り返されます。

 

レム睡眠が不十分の場合は、筋肉のこりやだるさが取れず、

ノンレム睡眠が不十分の場合、集中力を欠いたり、情緒が不安定になります。

 

睡眠の一般的な効果とは?


脳と体の疲れを取る

ストレスの解消・・・睡眠を取ることで、疲れた脳を休ませることができるため、睡眠は効果的なストレス解消法となります。

体の成長や老化の防止・・・睡眠中は成長ホルモンが分泌される時間です。

この成長ホルモンは、体が大きくなる時期に大切であるだけでなく、大人にとっても重要なんです!

古くなった肌や怪我、その他の体組織の修復・再生、脂肪を燃焼させる働きなどがあるため、質の良い睡眠を取ることで、若さを維持する事、老化の防止にも役立ちます。

病気の予防・・・睡眠時に骨髄では白血球・赤血球・リンパ液などが生産され、血行が促進されるため、体が持つ病気や病原体への、抵抗力や免疫力を高める働きがあります。

記憶の定着・学習効果の効率化

 

妊活中の睡眠が大切な理由は?


ストレスは活性酸素を作り出してしまうので、きちんと睡眠が取れず、ストレスの解消ができないと、それによって卵子の細胞構成成分が損傷してしまい、細胞機能が低下します。つまり、卵子が老化します。

睡眠を促すメラトニンには、活性酸素を抑制する抗酸化作用があります。

卵巣にもメラトニンが存在し、メラトニンが活性酸素による酸化ストレスを抑制してくれます。

また、精子が受精する力を得る過程で、メラトニンやメラトニンの抗酸化作用が関係しているという研究成果も報告されています。

眠っている間に分泌される成長ホルモンには、他のホルモンの分泌を促す働きがあり、女性ホルモンの一種である卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌にも影響するといわれています。

 

このように、睡眠は、卵子や精子の質に影響を与えたり、卵子の老化を防いだり、女性ホルモンの分泌にも影響します。

 

夜の10時~朝の2時までが、成長ホルモンが多く分泌されるゴールデンタイムだという話は聞いたことがありますか?

テレビなどで、「お肌のゴールデンタイムだ!」と言われているのを、一時期はよく聞きました。

ただ、最近の研究では、時間帯は関係ないと言われています!

 

成長ホルモンが多く分泌されるのは、眠りについてから最初の約3時間で、このときに、ぐっすり深く眠れていればよいとされています。

睡眠には、深い眠りにつきやすい時間帯と、そうでない時間帯が存在するため、深い眠りにつきやすい時間帯に眠るために、午前0時までには寝ようにしましょう。

 

毎日、ぐっすりと眠って質の良い睡眠を取りたいですね(^▽^)/

次回は、質の良い睡眠を取るためには、どうしたらいいか?を紹介します☆

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