体外受精にステップアップして、2017年11月20日に初めての採卵をしました。
そして、採卵した翌日に受精確認をして、そのまた翌日に受精卵の分割確認をしたところまで、前回までの記事に書きました。
11月24日にクリニックに受診して、胚培養士さんから改めて、
今回採卵した卵の培養状態を聞いてきました。
採卵できた卵子が全て、受精できる状態の卵ではないんです!
卵子は、成熟卵と未成熟卵、また変性卵というものに分けられます。
このうち、「成熟卵」でないと、スムーズに受精が進んでいかないようです(>_<)
採卵当日の流れについては、
「1回目の体外受精。採卵の結果と胚培養士さんとのお話、ポリープによる胚移植の延期( ノД`)」
その翌日の受精確認については、
「体外受精1回目。初採卵後の、受精結果を確認☆通常受精・顕微授精で受精する確率は?」
そのまた翌日の分割確認については、
に詳しく書いてますので、よかったらそちらも見てみてください☆
24日にクリニックの受診をしたのは、今回見つかった子宮内膜ポリープの切除について、先生とお話をするためだったんですが、
その前に、胚培養士さんとのお話がありました。
採卵翌日に受精確認の電話をして、翌々日に受精卵の分割確認の電話をしていたので、
口頭では説明していただいて、写真も送っていただいていたんですが、
もう一度、直接お話をしてくれました。
まず、培養中の卵ちゃんが、受精していく様子と、分割していく様子の動画を見せてもらいました。
不思議な感じがしましたが、動いているのを見ると、なぜだか嬉しかったです☆
そして胚培養士さんは、今回採卵したときの卵の状況を、絵をかいて説明してくれました。
自然の排卵では、大きくなった1つの卵胞が排卵するんですが、
人工的に採卵する場合、お薬を使って、一度に複数個の卵を育てます。
最も大きく育った卵胞を基準にして採卵日を決めて、採卵をすると思いますが、
他の卵胞がまだ小さい場合があります。
それが、未成熟卵となってしまうようです。
未成熟卵には、2つの段階があります。
成熟卵が「MⅡ」で、未成熟卵のうち、成熟卵に近い状態であるものを「MⅠ」(写真の真ん中の絵)、
さらに未熟なものを「GV」(写真の左の絵)と呼びます。
MⅠであれば、12~24時間で成熟卵となり、受精する可能性があります。
GVは、まずMⅠになって、そこからMⅡに進んでいかないといけないので、成熟するのはなかなか難しいようです。
今回の私の採卵では、4個とれた卵子のうち、1個が成熟卵で、残り3個は未成熟卵でした。
未成熟卵のうち、1個がMⅠで、2個はGVでした。
24時間培養して、GVだった2個の卵子はMⅠになったんですが、そこでストップしてしまいました。
もし、たくさん採卵できたとしても、成熟卵じゃないと受精もできないのかなぁ・・・( ノД`)
胚培養士さんに、未熟卵になる原因はなんですか?と聞いてみました。
胚培養士さんは、もしかしたら、卵子を成熟させるお薬があっていなかったのかもしれない、と言われました。
でも、はっきりとは分からない様子でした。
後で自分でネットで調べてみたんですが、女性の年齢が高くなることが原因の1つだと書かれているのを見ました。
排卵誘発剤に反応しにくい場合や、排卵誘発剤を使うタイミング、卵胞ホルモンの分泌量などによっても、影響があるようです。
また、成熟卵と未成熟卵以外にも、変性卵や空胞というものもあります。
妊娠に適した卵子は、球に近い形をしていて、透明感があります。
変性卵とは、形がいびつで透明感がない状態で、質が低い卵子と判断されます。
空胞とは、卵胞の中に卵子が入っておらず、からっぽの膜だけになっていることです。
せっかくたくさん採卵できても、こうなってしまうと悲しいですね。
排卵誘発剤のお薬や、刺激法が体に合っていないこともあるかもしれませんが、
そこは先生に考えてもらうしかないので、
自分では、少しでも良い方向に進むために、食生活や運動、睡眠などの生活習慣を整えるように気を付けていきたいと思います(^▽^)/
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