前回のブログでは、夫婦2人で後藤レディースクリニックに受診して、後藤先生から、体外受精についての説明を受けたことについて書いていました。
先生の説明の後、2人でたくさん質問をしたので、その返答について書いていたんですが、あまりにたくさんで書ききれていなかったので、今回はその続きを書きますね☆
前回のブログ「後藤レディースクリニックの体外受精について。今回の採卵刺激法はショート法!受精方法は?受精卵は胚盤胞を目指す!?」も、よければ参考にご覧ください(*^▽^*)
後藤先生への質問は、まずは体外受精の内容について聞いていたんですが、その次に、体外受精を進めて行く上で(というか、不妊治療を進めて行く上で)問題になってくる、私のチョコレート嚢胞や、両卵管閉塞、慢性子宮内膜炎(これは現段階では可能性有りの状態)などについて、質問しました。
後藤先生のお考えでは、現在3cm近くの大きさのチョコレート嚢胞は、今は放っておいて、採卵と胚移植を進めて、大きくなったら手術で摘出するという方向でした。
私は、以前のクリニックで初めて採卵と胚移植を行った後に、急にチョコレート嚢胞が大きくなってしまったようだったので、
チョコレート嚢胞が大きくなるのは、採卵周期のお薬の影響なのか、移植周期のお薬の影響なのか先生に聞くと、どちらの周期でも大きく可能性はあると言われました。
チョコレート嚢胞が大きくなった場合、採卵や胚移植を中断して、腹腔鏡手術を行う場合もあるが、手術を行うと卵子が減ってしまうので、できるだけやりたくないとのことでした。
今はまだ手術の必要はないと言われました。
このまま大きくならないうちに妊娠したい!!
それから、慢性子宮内膜炎の可能性有りとの診断を受けていることについて聞くと、確定診断された場合は抗生物質での治療となるが、それで内膜のヒダヒダが取れないこともあると言われました。
慢性子宮内膜炎を引き起こす原因は、ばい菌やアレルギーなどが考えられるが、はっきり分からないし、まだ新しい病気のため治療法が確立されていないとのこと。
生理がくるたびに内膜がはがれ落ちるので、それで内膜がキレイになる人も、中にはいると言われました。
また、慢性子宮内膜炎の確定診断ができなかった場合は、子宮内膜のヒダヒダがある状態のまま放っておくことになるが、着床しにくくなるのか聞くと、やっぱり着床しにくい可能性はあるとのこと。
うーん・・・。慢性子宮内膜炎です!と病気を診断されるのも嫌なんですけど、はっきり診断されて、薬で治療できる方がいい感じがしますね・・・(;´∀`)。
この検査は、後日行うことになっています。
そして、私は先日の子宮卵管造影検査の結果、左右の両卵管閉塞を告げられてしまったわけなんですが(´;ω;`)
そのときに、FT(卵管鏡下卵管形成術)について説明を受けていました。FTとは、閉塞している卵管を広げて通す手術です。
後藤レディースクリニックでは、採卵周期の翌周期は1周期を完全にお休みすることになっていて、この期間は胚移植もできないんですが、人工授精を行ったり、タイミングを取ることは可能です。
卵管が通っていないと、このお休み期間に全く何もすることができないんですよね(;^ω^)。
体外受精をするときは卵管が通っていないことは関係ないんですが、FTを受けて、人工授精やタイミングを行えるようにすることで、全体的な妊娠の確立を上げることはできるのか?と先生に聞いてみました。
後藤先生は、FTを行うことでトータルの妊娠率は上がるけど、FTによって卵管水腫を誘発してしまう可能性がなくはないと言われました。
先生は、子宮卵管造影検査で卵管が通っていなくても、再度検査をして、通るケースもあると言われました。検査のときの緊張などで、通り方が変わることがあるそうです。
今、卵管が詰まっているからといって、今後ずっと完全に詰まっているわけではないかもしれないし、自然妊娠が完全に無理とは言えないとのことでした。
ここまでたくさん質問をして診察室を出た後は、ケアルームにて看護師さんより、排卵誘発のための卵巣刺激法の説明を受けました。今回、私はショート法で採卵します。
ショート法のお薬は、自然排卵を止める点鼻薬をD1(生理開始1日目)から開始して(1日3回)、D3から毎日排卵誘発の自己注射を使います。
D3に受診した後は、2~3日に1回受診して、エコーで卵胞の大きさを確認しながら、何度かホルモン採血を行うとのことでした。
そして、採卵の2日前の夜に、卵の成熟を促すオビドレル注射を自宅で打ちます。
オビドレル、前回のとき私はもちお(だんなさん)に打ってもらったんですよね~(;´∀`)。思い出すなぁ。
以前のクリニックではマイルド法(低刺激法)だったんですが、やはり通常刺激(高刺激)の方が受診回数も増えるし、自己注射を毎日打つし、大変ですね(;^ω^)。
そして、気になる費用ですが、ショート法で採卵・凍結まで行うと、最大60万円くらいみておけばよいとのことでした。これに胚移植の費用がだいたい20万円かかるので、合計で80万!!Σ(・ω・ノ)ノ!
高い・・・。
ちなみにマイルド法(低刺激法)で、初期胚を凍結せずにその周期で移植した場合は30万円くらいとのことでした。
看護師さんのお話では、受精卵が複数個できた場合、初期胚を1つは凍結するとのことでした。これは、その後に二段階胚移植など、様々な移植のパターンを考えられるためだそうです。
後は、やはり胚盤胞凍結を目指すとのこと。SEET法(シート法)を行うために、SEET液も凍結するとのことでした。
SEET法とは、後藤先生が考案・開発された胚移植の方法なんですが、SEET法については、また別に書きたいと思います!
それから、看護師さんにFTの手術の予約について聞いてみると、なんと4月半ばまで予約が埋まっているとのこと!このとき、まだ2月21日だったんですけど、だいぶ先まで埋まってる~。
FTの手術を受けるかどうか、まだ決めかねていたので、採卵して1週間後くらいに先生と話すときに、もう一度相談してみてはどうですか?と言われ、そうすることにしました。
この日の診察は、以上で終了でした。
先生とのお話にかなり時間を取っていただいたので、長いことクリニックにいたけど、気になっていたことを2人で聞けたのでよかったです(^O^)
この日のお会計は、保険適用分のみで380円でした。診察代だけですね。
初めての通常刺激(高刺激)での採卵は、たくさん卵が採れるかな~という期待と、前よりたくさんお薬を使うため、体への負担が心配だなという思いが入り混じりますが、まずは頑張って自己注射を打っていくぞ!と思いました。
次は、自己注射教室に参加します!
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